昨日の記事にも書いたが、2日連続早朝から日付が変わる時刻まで食うや食わずの状態で働いていた間、食べたくて仕方がなかったのが、とにかく激辛のカレーであった。
家で作るカレーは女連も口にするので、そう辛いカレーを望むのは無理で、こういう時のために常時買い置きしているレトルトの「グリコLEEの20倍カレー」にひたすらすがりつきたかった。
これに3年前からこれまた切らさずように心がけているサドンデスソースの、それも一番辛いタイプのものを数滴たらし、ヒーヒーと口内全域と舌に鞭打ちながら、ライスとルーとソースが織りなす激辛カオスをがっつり味わう。
エアコンをつけても流れ出る汗を拭きながら、そのあまりの辛さに小さな悲鳴をあげること自体に快感を覚えるマゾッホで倒錯的なひとときに浸りたかったのである。
それを本来の夜勤シフトに出る前に摂る少し早い夕食で実行したのであった。
いくら辛味が好きだといっても延々それだけでは単調になるので、生野菜にマヨネーズをかけ回したものをスプーン休めとし、凶悪レベルの辛さをたっぷりと堪能し、汗流しに風呂を使い、やおら出勤へという流れになった。
それにしてもサドンデスソースは重宝する。これ1~2滴使うだけで、世間レベルでいう極辛となりうる。さすがに刺身や奴、うどんやそばといった和食にはそれぞれ山葵や唐辛子に比べれば風味的にミスマッチは否めないが。
サドンデスソースを知ってから、夏期限定発売のLEEの30倍シリーズは買わなくなってしまった。
毎年、おもに中南米やアフリカ方面の熱帯で使われる液状の激辛調味料を別添え小袋につけて、それをもって20倍+10倍としていたようで、世界各地の激辛の味を知る好機でもあったが、どんなソースよりもサドンデスは私にとっては辛いのである。
先月末、ストックの最後の分を開栓したこの瓶もまたたくうちに費消して空になることだろう。激辛ソースは即空ソースでもあるのだ。
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