先日、60歳になった。
べつだんの感慨はない。59歳の次は60、来年は61、ようは数字の並びのひとつに過ぎない。
還暦という節目の慶事年であるが、慶事「慶」の字が日常身辺に少しもない。
どころか、60年間いい加減に生きてきた天罰今こそ知れとばかりに先週来より、大阪の実家絡みで難事とまではいかぬがトラブル出来となった。
数日にわたって慌ただしく過ぎ、先日とりあえず家内を大阪に遣り、今日火曜日は仕事が休みの私がトラブルの総括と整理のために行く。
ただでさえ、先月来のほぼ1ヶ月に亘る酷暑にさすがに頑健に出来ているとはいえ多少バテ気味であるというのにちょっと気が重い。
そんなことをグズグズ言っていると、娘に「遅い誕生日祝いとなったけど待望の300gサーロインステーキを買ってあげる、キンキンに冷えたビールも用意しておくから、ぶーたれてないで行って来い」と背中を蹴飛ばされた。
鼻先にステーキをぶら下げられて涎を垂らす卑しさもあり昼前に出かける予定である。
娘にせつかれ食い物に釣られてようやくやる気を出す、実になっさけな~~い還暦男もいたものだ。