夜半から払暁にかけて久しぶりにまとまった雨が降った。さすがに気温が下がったものの、湿気がひどく蒸し暑い一日となった。
安倍晋三内閣が瓦解し始めている。頭が頭ならそれに寄り添う「お友達」大臣も劣悪。お友達に足を引っ張られ、また「マブダチ」の加計某のために便宜はかりの口利きの結句、自分で自分の首を締めて5年にわたる我儘強権身勝手したい放題の政治運営に幕を下ろす時を迎えた。
自民党議員から反旗を翻す動きも出ている。沈みだす船のキャプテンと一緒に溺れ死ぬ気なんてないと言わんばかりに手のひらを返し始めた。
日和見風見鶏で鵺の公明党も都議選あたりから顔は安倍と自民に向けたまま少しずつ後じさっている。
政治家の本性がこういう時に現れる。所詮自分の議席可愛さ。連中の頭にはそれしかない。
自民党の支持率も下落の一途だが、かといって野党の支持率があがったわけではない。
日頃政治家に無関心な層、いわゆる無党派層がノーをつきつけている。声なき声の静かな怒りがそこにある。
安倍の祖父の岸信介が総理の頃、日米安保条約延長に反対する抗議のデモが連日国会議事堂を騒然とさせていた時、マスコミのインタビューに「安保反対安保反対と騒いでいるのは国民のごく一部。現に今、後楽園球場でナイターやっているでしょ。超満員のお客がいる。声なき声は別に反対と言っているわけでない」旨言い放った。
孫がその「声なき声」に葬り去られようとしているのは皮肉である。大方の国民はあんたたちから見たらバカだけど、あんまりナメたことをやっていると痛い目に遭う。ボンクラの孫も少しは骨身に沁みて…ないわなあ。
我が家の財務大臣が見場は多少悪いが鱧を買ってきてくれた。「鰻も鱧も」はかなわなかったが、私にとってこれで充分。ham,o
正月に雑煮を食べなければなんとなく落ち着かないのと同じで、夏に一度は鰻か鱧を食べておかないと年経るの気分がわかない。
テレビで天神祭の中継を見ながら、鱧とたこ酢を友にケミカル焼酎をちびちびやる。昼間、大阪の実家に父を、某所の介護付き老人ホームに母を訪った疲れに酔いが快く廻ってくる。
今回の中継はヘリからの大阪の夜景撮りがよかった。こうして俯瞰的にわが生まれ育ちの街を見ていると、大阪にいた頃、大阪で働いていた頃のあれこれを思い出す。昼間にこの街の片隅で過ごしただけに里心のひとつも起きてくる。
osakayakeiやっぱ好きやねん、自然にやしきたかじんの代名詞的な曲のタイトルが口をついて出てくる。たかじん自身は京都の生まれらしいが、やしきたかじんそのものが大阪を具現している。
JR環状線大阪駅の発車メロにも使われ、神戸線からの電車が到着する京都線のホームから環状線のホームに移動して、電子音にアレンジされたこれを聞くと大阪に帰ってきたんやと実感がわく。
東西線経由なら放出駅にダイレクトに、かつ時間を短縮させて行けるが、わざわざ神戸線と環状線に乗り継ぐのはこれが聞きたいがためである。