「三次喫煙」の害が注目されている。
喫煙者本人が喫いこむことを一次喫煙、喫煙者の周囲にいる人がその煙を喫わされることを二次のそれ、三次というのは喫煙後の喫煙者の衣服に付着した発ガン性物質が空気中に拡散されて、喫煙者が移動するにつれて誰彼なしにそういった有毒物質を吸入させられていることを言うらしい。image
ハーバード大学医学部にある研究機関がこれを世に問い警鐘を鳴らしている。
まさに喫煙者そのものがガンの媒介、いわば病原菌をそこらじゅうにまき散らしているハエやゴキブリ、ドブネズミと同等いうわけで、ますます喫煙者は肩身が狭い。
私も去年あたりから、それまで長年やめていた喫煙癖を本格的に復活させてしまい、今それをまた葬りたいがためにあれこれ努力しているのだが、この「三次喫煙」のことを最近知り、こりゃいよいよ崖っぷち、ホントに止めなきゃいかんわいと思った次第。
周囲に迷惑云々もあるが、それ以前に煙草たるもの自分の体にとって害になれこそ何の益もない。
一本の煙草を喫うことによってイライラが鎮まり、頭の働きが活発になり、というのはニコチンの麻痺作用が一時的にそうさせているだけで、それが続けば依存状態となる。なんのことはない覚醒剤を吸引もしくは注射しているようなものだ。
そんなことは百も承知だと喫煙者はいう。わかってるんやったら止めんかいな、と私も自分に言い聞かせているのだが、これがなかなかうまいこといかないから困っているのだ。
同じ合法である依存性物質であるアルコール、酒なのだが、酒は適量であればむしろ血行を促進し、山海の恵み珍味酒肴の旨さを引き立ててくれるという功労の部分も大きい。
「酒をとるか煙草をとるか」と二者択一を迫られたら当然前者をとる。
JT煙草の「echo」「わかば」など3級品銘柄でもきょうび1箱300円前後する。
私は2日1箱の喫煙量だが、月にして4500円も煙となさしめ霧散させてしまっている。
霧散は周囲への拡散となり、おまけに衣服についた煙草の匂いや上に書いた有害物質をつけたまま動くから、三次喫煙を考慮に入れると月額4500円年額54000円も出して自ら悪者となっている。世に害なすしかないゴキブリと化している。こんな愚かしいことはない。
と書きながら、また煙草に火を点けてしまった。噫々…。