仕事に出かける前、早めの夕食を摂りながら、この時間帯にありがちなちょっと古いドラマの再放送を視るともなしに視ていた。
小林稔侍が警備員の隊長役のドラマで、視ていたのは最後の方だったが、設定がもうむちゃくちゃである。
民間人たる警備員が刑事たちより前にしゃしゃり出て、犯人になんだかんだと説教なんか出来るわけがなく、しかもその犯人逮捕のきっかけに至っては、犯人に断りもせずGPS発信器を犯人の持ち物に付けていた旨、小林稔侍隊長が得々と語っている場面に出くわした時には、業務スーパーPBレトルトミートソース(格安だが意外に美味い)をかけたスパゲティを巻いていたフォークを思わず落としてしまい、ソースまみれのスパゲティがはね跳んで着ていたTシャツにべったりと付いてしまった。小林稔侍どうしてくれる。
昨今、警察官が無断で捜査対象車に取り付けることさえ問題視されているというのに。なんで警備員がそんなことが出来るんだ。
まあたかが、と言っては失礼だがサスペンスドラマの細部にケチを付ける方が野暮天なのだが、これはいくらなんでも嘘が大きすぎる。
映画にドラマや演劇、小説などは壮大な嘘をいかに本当らしく見せるかが実作者の腕の見せ所だが、別に警備員でなくともすぐわかる嘘は頂けない。
まったくもう。またカアチャンに食べ物をシャツにこぼしてと怒られるではないか。ティッシュでケチャップの色をなんとかぬぐい去って、どうせこの上にポロシャツを着るのだからと、汚れたままのTシャツを着て出かけた次第。
腹一杯。太さ1.8mmの乾麺スパゲティ2束200gを平らげただけはある。
もうすぐ60になるのだからもっと食を落とせ、とカアチャンやかかりつけのドクターにやいのやいのと言われるのだが、食欲旺盛至極健啖なのは如何ともし難い。
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