さて、とばかりに書きだした今は午前0時30分。
晩飯どきの酒が私の後ろ髪を引くというより、ぐいと束ねて離さず、まだ焼酎の湯割りをちびりちびりとやらせている。
この分では明日、いや正確には今日は二日酔いは必定。さっさと眠ればいいのだが、なぜか心たかぶりそれが出来ず、漫然とネットで遊んでいる。
昨日の記事でふれた鼻歌の一節は井上陽水の「FUN」である。日本の音楽史上の名盤である「氷の世界」の中の1曲。
You Tubeで見つけた現在の陽水が小ぢんまりとしたスタジオでアコギ中心の編成で歌っている動画。
これが素晴らしい出来で、違法を承知で酒の力を借りて(笑)ここに貼る。(livedoorブログサービスの変に親切なところは、ある程度の時間がすぎれば、こうした明らかに著作権法に触れている動画掲載を勝手に削除してくれることである。livedoorさんお願いしましたよ)
陽水は現在69歳。若いころの声量とキーの高さはさほどからわず、本当に歌がうまい。そして彼の歌詞は歌詞でなく文学詩レベルである。
ボブ・ディランがその歌詞でノーベル文学賞を受賞したが、陽水の歌詞もそれに匹敵する文学性を秘めている。かつて「ユリイカ」という詩の専門誌が彼の特集を組んだぐらいだ。 


ある日の記事で眼鏡のことでジョン・レノンのことを採り上げたが、彼の歌詞も非常に素晴らしい。ビートルズ時代の「Strawberry Fields Forever」「Happiness Is Warm Gun」「Across The Universe」、ソロ時代の「Love」「Imagine」など枚挙にいとまがない。
特に「Love」はあんなにシンプルな表現で、人を愛することのすべてがここに集約されている。愛についてこれ以上何を表現すればいいのだと言えるほど凝縮されている。
私はこれらの作品群にもうひとつ「#9Dream」を加えたい。
一番好きな箇所を引用する。横着して辞書も引かずヘタな訳で汗顔の至り。

Took a walk down the street
Through the heat whispered trees
I thought I could hear
Hear, hear, hear
Somebody call out my name
“John…、John…”
As it started to rain
Two spirits dancing so strange

通りを歩いていると、暑気の中で木々たちが
囁くのが聴こえてきた、そう、聴こえてきた
何かが私の名前を呼ぶ、ジョン、ジョンと
いつのまにか雨が降ってきて二つの魂が踊っている
とても不思議なことだった

といった内容で、これのどこが文学だと言われると、そう思うからとしか答えようがないが。
 

書いているうちに午前2時前。無理にでも寝よう。こんな不思議な夢を見られたらいいのだが。