昨日は立春にふさわしい、終日よく晴れておだやかな一日だったが、今日は一転、早朝から冷たい雨がしょぼ降る。
IMG_20170205_102037朝食はニッポンの朝食らしい朝食といえばそうなるか。ご飯、明太子、味噌汁、塩鮭の焼いたの、揚げ出し豆腐、玉子焼き(形が崩れておるが笑)、高菜漬。
めったにパン食はしない。私の場合、どうもパンと相性が悪いらしく、どんな種類のパンであってもだいたい胸焼けを起こす。昔、小学校で食べさせられたコッペパンのトラウマを未だ引きずっているのかも知れない。
とにもかくにもあれは不味かった。固くて味気がなくてどうしても好きになれなかった。そこへもって脱脂粉乳に鯨のカツが毎日のように続く。それらを残さず食べることを強制されたのだ。完食しないと昼休みはなし。泣きながら食べた記憶が今もある。あの頃のボクのなんといういじらしさ!いたいけさ!…
好き嫌いをなくす教育の一環だったかもしれないがあれでは逆効果だ。学校教育というもの昔も今もどこか間が抜けてスカタンな部分がある。
世の中のオッサンオバハンにはあの昔の学校給食を懐かしがるだけでなく食べたがるという物好きな奇特な人が結構いて、昭和の学校給食メニューばかりを出すレストランが存在し商売として成立していると仄聞するからたいしたものだが、私は絶対食指を動かさんからな。
ただし「日本の学校給食は第二次大戦直後アメリカで大量に余った家畜飼料用小麦を当時占領統治していた日本の学校給食に導入したのが始まり。小麦を通じて日本人にパン食の習慣を定着させ、将来的に日本をアメリカの小麦の大量輸出先に仕立てるという深謀遠慮があった。つまりは俺らは牛や豚の餌を食わされてたんや、ケッ!」云々としたり顔で賢しらに言って、学校給食を全否定したがる人もいるが、自分が仮にも口にしたものを動物の餌に過ぎなかったとヒネクレて卑下して貶したくはないのも事実。
ただ一つだけ、これは美味いなあと思ったのが当時は何の魚か知らなかったが、白身ということだけわかっていた魚のフライ。ほどよく塩気が利いて魚肉特有の縦方向に走る繊維の食感もよく、成人してもあのフライはビールに合うなあと時々思い出したものだ。
ある時思い出しついでに調べたら、どうもメルルーサーのようであった。これなら今も冷凍フライ物でよく売られている安価な魚で、なあんだそうだったのか、と変な落胆に似たものを感じた。
そうなんだ俺はご幼少のみぎりから安いものを食ってウメーウメーと喜んでいるプアな舌しか持ってなかったんだ。いいんだいいんだ俺なんか。