昨日の午前0時から今日、これを書いている今まで煙草を喫わず。昨日は喫いたくてたまらん衝動が5度ほど出来した。
どうしても喫いたくてたまらず七転八倒しかねない(大仰だが)状況に陥った時にニコレットを噛んだ。
この「薬品」の説明書には服用は1日4個までとなっている。少々の喫煙衝動が湧いている度に口に入れるわけにはいかない。
IMG_46911個を口に入れる。ニコチン特有のピリッとした味というのか刺激というのか、とにかくあまり気持ちのいいものでない感覚が特に舌の左右縁部分に広まる。
それを口腔内全体に広めるために、まだまだ原型をなしているガムを歯を擂粉木のように使い、ガムをのばすように口腔内と舌上全体に広げてゆっくりした咀嚼をくりかえす。
この過程が実に不快で、ガムにはおそらくミント系の香料らしきものがわずかに添加されているとは思うのだが、ニコチン成分がそれを凌駕しておりなんらの香料の効果が出てこず、ひたすらニコチンの味のイヤったらしい味を左右奥歯前歯の歯をフルに使い噛み、その段階ですでにただのニコチンの塊と化した粘着物を口腔内にまんべんなくこすりつけていく行程は、ニコチンは私にとってごっついイヤな奴であるということを大脳に刷り込むことだと私は勝手に信じているのだが、あながちハズレてはいないだろう。
この作業を1時間前後続ける。口全体と顎の周囲が懈くなってくる。唾液の中にもとから存在している糖分が、ニコチンの嫌味をますます引き立てて、時折嘔吐感が突き上げる。
服用個数が増えていくにつれて嘔吐感のスパンは短くなっていく。特に食後にこの吐き気はきつい。胃がむかむかしてくる。先ほど食べたもの一切ががクネクネと食道を上がってくるのがわかる。トイレに駆け込む。だから食後にニコレットを噛むのは家の中だけと決めている。
つまりこれは煙草をいちどきに3本も4本も立て続けにスパスパやったとやった時の不快さに酷似している。
この不愉快さにおいて、私なりの煙草に対するメンタルトレーニングというのかイメージ付け作業を繰り返す。
それは徹底的に煙草を悪(にく)むことである。以下のことを念じのリフレインする。
・煙草など体にとって何の益にもなるか!
・寝起きや仕事や食後、あるいは飲酒時における一服スパ~っの快感はごまかしの 爽快感じゃ!頭がすっきするのは刹那であって、その証拠にすぐに脳に膜が張られた状態になるやないか!
・2箱の煙草代で文庫本や新書が買えるぞ!名店といわれる店でたいていのラーメンが食えるやないか!
・煙草のけむりそのものはもちろん臭いが、いかにもついそこで煙草喫ってきましたってな匂いを体中から発散させている奴の無神経さにムカついていたが、それを自分も一昨日までやっていたのだ、恥を知れ恥を!
とかなんとか、そんなこんなで煙草や喫煙者を心で罵倒しながら、ひたすらくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃくっちゃやっておるのだ。