昨日の昼過ぎから北西からの風がふきつのり、体のすべての末端部を萎縮させながら外出した。
朝よりトランプ新大統領の就任式のニュースでテレビはもちきり。
注目された演説であるが、英語力すこぶる不如意の私でさえ聞き取れて逐語的翻訳が出来るほど、簡単な単語を簡単な文法で並べてたてていた。
難しいことほど簡潔に述べることが大切、とはよく言われることだが、この銭勘定第一のビジネスだけが取り柄、およそ文化や芸術に縁がなく、その証拠に日頃居住しているところを金ぴかに飾り、これ見よがしにひけらかせている成金センスをもろに出す新大統領に、世界にもっとも影響を与える大国の長にふさわしい、地球的に人類的に高邁なテーマや理念を、imageこれからの自国の舵取りに絡ませて俯瞰的に止揚しながら語るという高等なことを求めても仕方がなく、選挙でさんざん繰り返していた「TPPからの脱退」云々、あるいが「雇用問題の解決」「アメリカをもっと強く」等々といった下世話なことばかりを繰り返しているに過ぎなかった。
およそ大統領就任演説にふさわしくない内容であった。失礼を承知でいうがまさになんとかのひとつ覚えのようなことを得意げにしゃべっていたというの正直な感想。