焼きそばはソース焼きそばより塩や醤油で味付けた焼きそばが好きだ。
塩焼きそばは淀屋橋にある、昼は大衆食堂、夜は居酒屋になる「京家」という店でその味を知った。
醤油系は「餃子の王将」の焼きそば。王将に行けば餃子と焼きそばとビール、とりあえずこの3点セットを注文する。
どちらの焼きそばも家庭で再現出来そうで、微妙にそれは無理なことだと思い知る。
素人の誰もが家庭で簡単に作れるものでお金は取れないよ、と言われているようだ。
塩焼きそばは塩とわずかにオイスターソース、そして味の素で調味する。
ソース焼きそば、あれはソースが完全に独裁者然として中華麺を抑圧しているが、塩や醤油のはそれらが下支えしながら、本来は邪魔なはずの中華麺の鹹水くささにいいアクセントを与えて美味く感じる。
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昨日は三宮で飲んだ。
宴は夕方にお披楽喜となり、一人となり、センター街のジュンク堂で立ち読みをしていたら、頭の芯から前頭部右側にかけて急にズキズキと痛みだしてきた。
酒を飲んだ後は多少なりとも頭痛がするものだが、此度の痛さは尋常ではない痛みであり種類のものだった。
ジュンク堂当該店は、センター街を見下ろせるはめ殺しの掃き出し窓の下部に腰掛けのような縁をしつらえているが、酒の酔いでないよろめきでふらつく足をなんとかそこまで運び、へたりこむようにそこへ尻を下ろした。
痛む頭を抱えてしばらくうなだれていたのだが、「脳梗塞、脳内出血、脳血栓破裂、くも膜下出血、死ぬかヨイヨイか」と呪文のように声にもならぬ声でリフレインする。
とにかく落ち着け、まずはゆっくりと深呼吸、と言い聞かせてそれをくりかえしているうちに痛みは緩和されてきた。
そうして20分ほどうなだれポースでいたが、ほとんど痛みを感じなくなりようやく頭を上げた。
ゆっくりと立ち上がるとふらつきもない。恐る恐る歩き出す。なんとか歩けるようだ。
しかし地下鉄駅まで歩くのはつらい。センター街から地下鉄三宮駅まで腹立つくらい離れとる。ここらへんが大阪梅田と違うところで、梅田はJR大阪駅、阪急、阪神各梅田駅、地下鉄御堂筋線梅田駅谷町線東梅田駅四つ橋線西梅田駅と6つもの駅が角突き合わせるかのように近接している。せやから神戸は田舎やっちゅうねん。
神戸からすればまったく理不尽なことを毒づきながら、久しぶりに三宮からJRを利用した。快速電車に乗れば乗り換えなしでまっすぐに自宅最寄り駅まで帰れる。
ちょうど退勤時のラッシュ。三宮駅の夕方ラッシュ時の下りホームは相も変わらず殺人的な飽和状態。よくまあこれで事故が起こらないことだと思う。
この時間帯の快速は10両か12両編成。運用車両は221系か223系。それぞれ6連+4連、8連+4連の編成で入線してくる。
223系より221系の方が、1両あたりの座席数が若干多い設計になっているから、白い電車の12両が来るまでホームの東端で待つ。最後尾車両に乗れば確実に座れることを経験上知っている。
スーツを着た人で溢れているホームをぼんやりと眺めていると、大阪で勤めていた頃を否が応でも思い出す。「あ、部長、その件でしたら後ほどメールお入れしますわ」とかなんとか携帯の通話が聴こえてくれば「あんなこと俺もやってたやってたなあ。それが今はなんやねん。本来なら俺も50代最後の年とはいえ男の仕事盛りやんけ。ふん。アホがええ気になって平日の昼間から酒くろて頭イタタタでウロが来てくさる。さっきの頭痛が因で救急車呼ばれてなんて事態になりゃええ恥さらしやがな」と自嘲する。
あの尋常ならざる頭痛のひとときはもしかして警告かも知れない。天が「注意したるのはこれが最後やで。ええかげんしとけよ。後は知らんぞ」とばかりに。
と思いたくもなるような痛さだった。小心で器量度量ともに褊狭たる私は帰宅後、入浴も恐恐とそこそこに倉皇として寝床に退散したのであった。

浅田真央引退会見を見る。
この人ほど日本の老若男女まんべんなく愛されたアスリートはいないのではないか。
スケートなんか知りませんという人でも彼女を知らない人はまずいない。
顔でずいぶん得をしている。美女でもなくブサイクでもなし、どこかおっとりと茫漠とした面持ちは嫌味がない。
見ていて飽きが来ない顔だ。
わしが30歳若けりゃ嫁にしてやってもええぞと、あほなジジイビギナーをして自惚れさせる顔だ。
同じスケート選手の安藤美姫や村主章枝の美女だが、あのクドイ顔は2時間も見ていればうんざりする。
子供の頃から天才性を発揮、やがて氷上の女王として男女を超えた日本のスケート界に君臨、斯界を牽引してきた超大物らしさがどこにもない。
今なお「真央ちゃん」と子供にまで親しく「ちゃん」付けで呼ばれている。女王ちゃんなのだ。
町内にいくらでもいるおねえちゃんみたいな人はメディア各社のインタビューに素直に率直に自分の言葉で淡々と答えて、時折感極まってグッと涙をこらえ…ここんとこが日本人の琴線に触れるわけですな。
8286d6d2会見場になぜか(笑)「しんぶん赤旗」の記者まで来ていて「キム・ヨナについてどう思うか」と訊かずもがなな無粋な質問をぶつけていたが、真央ちゃんは華麗にすっと流して答えていた。
鎧袖一触。女王の片鱗をちらっと見せたのはさすがだと魅せた。
どうでもいいが、ニュースを伝える各局のアナウンサーやキャスター、ワイドショーの司会者たちが申し合わせたかのように、誰もが「浅田真央選手、お疲れ様でした」と締めくくっていたが、この場合の「お疲れ様でした」には違和感を抱く。
原則をいえば「お疲れ様」は下位者が上位者に向かって遣うねぎらいの言葉、あるいは同僚同士仕事の合間の連絡や退勤時に交わし合う挨拶語みたいなものだが、安易に遣いすぎだ。
真央ちゃんの場合はあえて心をこめて「ご苦労様でした」でいいではないかい。
日の丸背負っての重責、両肩にナショナリズムに重くのしかかられての五輪出場、そんなこんなで苛烈なまでのプレッシャーの下でベストを尽くしてきた人の苦労を称えるために私は「本当にご苦労様でした。これからはゆっくりしてちょうだいね」と労いたい。
しかし26歳の「女の子」に「若い人らがどんどん出てきて」と言わしめるスケートの世界の世代交代の早さには驚くばかり。
男子スケート界も羽生結弦選手は23歳にしてすでにベテランの域だというのだから。
なんかこないだ出てきたばかりの子だと思っていたら早くも次代のスターが生まれているらしい。いやはや。


筒井康隆が久しぶりにやってくれた。
「従軍慰安婦像に射精してザーメンまみれにしてやれ」とツイートしたところ、筒井が狙った通りに炎上。
このツイートに怒りまくった、彼の著作を韓国語で出しているあちらの出版社から三行半を叩きつけられた。
これまた計算ずくであったわい、うはははははは。わははははは。ひひひひひ。と私が住まう隣の区の高台にある作家の豪邸の奥から高笑いが聴こえそうだ。
なにせ、過去にてんかん患者が交通事故を起こす作品で物議を醸し、言論狩りにも似た患者団体の抗議に抗議する形で断筆宣言までやってのけた作家である。
表現のタブーに挑んできた人だけに今回の騒擾もさもありなん。
紙媒体への断筆の期間中も自身のホムペ限定で「めくら」「つんぼ」「おし」の「差別用語」を散りばめた作品をアップして意気軒昂たらしめていたのだから。
四方八方誰をも傷つけることなく丸くおさまる表現活動なんてありえない、と私は常々思っていたから、さすがは筒井だなあと快哉した記憶がある。image
今回も慰安婦という言葉から「従軍」だとか「韓国・朝鮮人」をはぎ取り、慰安婦=おのが性を切り売りする商売として見た場合、当然それは精液まみれになることが必然となる仕事であり、それをいちいちフィギュア化して当てつけがましく、非礼にも他国の大使館の前におっ立てて政治外交問題に結びつけ矮小化してしまうことを嗤ったに過ぎないと、長嶺駐韓大使が帰任したこと(そのことはツイートの前段に記されている)は日本政府がその矮小化を図らずも容認した形になったことへの抗議でもあると、僭越ながら凡愚の私は天才作家の胸中を推し量っている。
作家がツイートを削除したのは、そのあたりが理解出来ない人たちに対応するのもめんどくさいからだけであって、けっして浅薄な上っ面しかみない世論に屈したわけではなく、現にネットで公開中の「偽文士日碌」という彼の日記の4月4日付け日記文中には問題のツイート全文がそのまま記載されている。
久々に筒井康隆が読みたくなってきた。どうでもいいことだが、たまには垂水駅前をお散歩してくださいな。筒井先生。

火曜日の朝、電車の窓越しに須磨浦公園の桜を見たが、ほとんど咲いていなかった。
昨日の水曜日も含め、気温は高かったが、わずか2日で一斉に開花したとは思えない。
花見のお誘いもないことはなかったが、行ったところで蕾だけを見せられてはたまらないし、それよりもここ一週間続いている禁煙の日々が、外出すれば喫煙欲が鎌首をもたげてくることで途切れるのが厭さに断った。
禁煙は5日がヤマだとよく言われるところだが、人それぞれで私の場合は8日目となる今も煙草をふかすあの快感の記憶がなかなか去ってくれない。
それもニコレットを噛みながら、やっとこさ抑えている状態である。過去の2度の禁煙の経験からしてやはり10日~2週間は見ておかないとと思う。
よってこの2日、ひたすら家にこもり、パソコンいじりに読書三昧の時を過ごした。
某動画配信サイトの無料お試し1ヶ月コースを利用して、松田優作の「最も危険な遊戯」を観た。柴田恭兵が柴田恭平の名前でチョイ役で出ていた。優作がカッコよかったのはもちろんだが、恭兵もすでにカッコいい男のオーラを醸しだしていたのはさすがである。
indexただ40年近く前の映画である。日本の男性の喫煙率が80%という今では想像もつかない時代の作品。煙草を吸うシーンが当たり前のようにやたらに出てくる。
優作の喫煙姿は、現在禁煙中のつらい身ながら観ていて惚れ惚れする。まさに「男」が「男」、「女」が「女」でいられたいい時代でもあったわけだ。
同性のカップルが当たり前のように世に受け入れられる今はそれはそれでいいかも知れないが、大阪市が男性カップルでも里親になってもよいと判断したことはちょっとなあが正直な感想である。
育児というもの細かいところまで神経を行き届かせなくてはならない大事業で、神経の細やかさはどう見ても女の方が男より一頭地を抜いている。
と言ったら、母親に虐待されて育つより子供を本当に愛せる男なら別にいいではないかい、女だから育児に向いて男だから育児に向いていないなんて勝手な決めつけ、それこそ偏見である、とウチの女どもからかまびすしい総攻撃を食らってしまったが、うるせーわ。ここは譲れない。それとも俺の頭が古くて固いのか…。
聞き分けのない嫁と娘の頬をひとつふたつ張り倒し~…優作あんたの時代はよかった。男がピカピカのキザでいられた~♪。てな歌があったが、前出の映画と同じ頃に流行ったなあ。あんな歌は今は囁くようにしてしか歌えないなあ。
いやはやこの年にして、なんともまあ「ヘンな時代」を迎えることになったものだ。わたくしどもはもうついてはいけない。古き良き昭和の御代よ出来ることなら戻って来い。

抗不安薬のエチゾラム(あの名薬「デパス」のジェネリックバージョン)が去年の10月から向精神薬に分類され30日分しか処方されなくなった。
1錠0.5mgを1日につき4回分処方してもらっているが、本来の抗不安薬としての効能に加え、肩こりや頭痛、軽い腰痛を抑える鎮痛剤としても効用がある万能薬でなにかと重宝しているので、30日リミットの処方は正直きつい。
他の生活習慣病薬とともに8週毎の処方であるから、次回の処方までとてもじゃないが保たない。
次回の4月半ばの処方日まであと10錠しかない。だから騙し騙し節約しながら服用しているとはいえ、当然服用の時間スパンは長くなるわけだから、その間にイライラや筋肉のこわばりを感じることが多くなる。脇下に汗が吹き出すこともままあり、かと思ったら頭の中に薄膜を張られたような症状も出て、そんな場合は何もやる気が起こらない。
困ったもんだとエチゾラム以外に処方箋なしで、つまり市販で買える抗不安や睡眠導入剤はないかとネットで調べたら「ウット」という薬が人気があるようだ。_SX425_
12錠で定価1,800円、Amazonでは送料込みで今日現在約1,300円の値づけである。
この薬の連続服用は1週間と限定されている。市販薬でも効き目は強い方だが、そのトレードオフとして副作用も結構報告されている。
私の場合、エチゾラムとの長年のつきあいで、この手の薬には免疫が出来ているからそのあたりは大丈夫だと思うのだが、安直に薬に頼ってばかりいると、やがてはアメ村あたりで売られているイリーガルのクスリ、ドラッグの世界に足を踏み入れかねないことを危惧して思案投げ首である。
もっともそんなものを入手するために要る先立つ物がないから、いらぬ心配ではあるが。
いざとなったら西成まで出張って、ユキネタといわれる安シャブでも買うか。しかし、あっこで売ってるのはポンプばっかしで炙りがないんや。当然純度がめちゃ低い。せやしよけいにタチの悪い中毒になる。ポンプはその名のとおり注射痕が残るしな。なによりあんなもんに手ェ出したら人間終いやで。
冗談はさておいて、エチゾラムの今は減薬状態でもある。転んでもタダでは起きない主義の私はこれを奇貨として、いっそエチゾラムの服用回数を大幅に減らすチャンスでもあると捉えている。
意外や意外、今、ニコレットを噛んでこれを書いているのだが、このニコレット、少なくともエチゾラム減薬から来るイライラや頭どんより状態をいくぶんか緩和してくれる。
ニコレットの主成分であるニコチンがそれを成さしめているのだから、考えれば意外でもなんでもないのだが。
煙草もこのごろ吸っていないし、身体にとってけっしてよくない向精神薬と喫煙癖の一掃に繋げていこうかと思っている。

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